2011年3月27日日曜日

アヨロ海岸 2011.3.27

マッコークジラ7c。
ゆくゆくは登れたら良いと思っているブラックホークダウンとラインの重なる課題。
(ブラックホークダウンはマッコークジラ離陸後数手こなし右上する。)
やはり、目指す課題は気になるので、ブラックホークダウンの基幹ラインとも言える、マッ
コークジラを触ってみる事に。
さすがに離陸から数手もなかなか悪く、ムーブをあれこれ探る。
結局、ライン中間辺りのムーブがこなせず、身体の消耗の限界を感じ終了。
その後、強いクライマーが登るところを目にする機会を得て、安易ではあるけど、ムーブ
やスタンスを拝見。
なるほど、ムーブは自分が試したものに近いけど、スタンスの位置が若干違う。
あの位置が理想的なのだろう。
次回、試してみたい。
ネット上の動画では違うホールド、ムーブで登っている人も居た。
思い返すと確かにわずかにかかりそうな気になるホールドを目にした記憶はあるけど、あ
れを使っていたか。
これはこれで気になるので、選択肢として覚えておこう。

2011年3月26日土曜日

アヨロ海岸 2011.3.26

「なまらクロイダー7c」完登。
前回より動きに精彩を欠いていた感があり、調子が良いとは言えなかったけど、ぐだぐだ
しながらもなんとか中間部立ち込みに成功。
前回はここまで登れていながら、マントル部分にあるガバ取りに失敗して落ちているので
、なんとしても成功させたかった。
幸いにも中間部に立ち込んだらすぐに確実にレスト出来る体勢になれた。
(クロイダー、中間部では壁に体をぴたりと付ければノーハンドでレストが出来る。)
後は慎重にガバ取りの体勢に。
以前、クロイダーの完登トライ時にはこのガバ取りで何度も辛酸を舐めさせられたけど、今
回はすでにガバ取りのノウハウもしっかり身に付いていたので、確実にこなせた。
前回はホールドの持ち方がイマイチだったのかも知れない。(ガバが遠く感じた。)
今回はホールドの持ち方、スタンス位置等にも十分気を配り、ガバ取りの体勢に入る。
後は思い切って手を出すだけ。
「よっしゃあ」という感慨と共ににガバ取り成功。(この瞬間、たまらんですな。)
マントルを返し、岩の上に立つ。
今回、周囲に見届け人は誰も居なかったので、独り静かにほくそえむ。(笑)
なまらクロイダー7c、完登。

2011年3月23日水曜日

アヨロ海岸 2011.3.23

引き続き、なまらクロイダー完登トライ。
結果、後はマントル付近ガバ取りが成功すれば、ほぼ完登というところまで登れるも消耗
した状態の身体でのデッドに危険を感じ、自らフォール。。(マントルガバが遠く感じた。)
敗因は中間部で確実にレスト出来なかった事だと思われる。
中間部に立ち込んだ時、身体がうまく壁にはまらなかったというか、ともかくしっくり来ず、
うまくレストが出来なかった。
いつまでも、もじもじしていてもそれはそれで消耗するので、止むを得ずマントルガバ取り
を慣行。
しかしやはり、よれた身体では戦えず、結果は冒頭の通り。
う~む、くやしい。。
ただ、ここまで登れたのなら、後はレストを成功させれば完登も現実的という事なので、こ
れはこれで一つの一つの成果かな。


その後、浜辺のクラック。
以前にも当ブログで書いた事のある、壁が塩だらけのクラック。
今回は以前より上のフィンガーサイズのクラックまで両手が届いたけど、その後、マントル
を返し立ち込む事に躊躇して自らクライムダウン。
やはり、ボルダリングとはこういったところで突っ込むのだろうな。
自分はびびって降りました。。
その後、遠くから眺めてみると立ち込んだ先には指がしっかりとかかりそうなホールドが。
トライすれば登れるかも知れないという確信がじわじわと湧いて来る。
というか、ナチュプロを使って、上へ抜ける事も出来そうだった。
いっそ、ルートとしてプロテクションを取ろうか。
ランナウトしてスラブを登る事になりそうで、これはこれで怖そうだけど。。

2011年3月19日土曜日

アヨロ海岸 2011.3.19

なまらクロイダー7b、完登トライ。
やはり、繋げようとするとなかなか悪い。
トライ当初は持久力が持たないのではないかと心配になったがトライを重ね、精態形化が
図られるにつれ、少しづつ可能性を感じて来た。
後はおそらく確立と気合いの問題だと思う。
以降もがんばりたい。







=ムーブを知りたくない方は以下をスクロールしてください。ここから。 =















完登トライでの主な所感は、やはり高く上げたヒールのかかりだろう。
ヒールをかけてから、核心と思われるムーブをこなし中間部に立ち込むまで、終始、ヒール
には大きな負荷がかかり、外れるとすぐに落ちてしまう。
このヒールをいかにきっちりかけるかが重要だ。
離陸からヒールをかけ、クロイダーのスタートホールドをホールドする。
この一連のムーブはとても激烈というほどのものでは無いだろう。
(なまらクロイダーという課題の完登を試みるほどの能力を持つクライマーにとってなら相
対的に。)
むしろ、グレードの根拠となる課題の性質としてはその手数ではないだろうか。
離陸からトラバースをこなし、クロイダー中間部に立ち込む。
これら一連のムーブを繋げられる持久力が課題完登の鍵だろう。
自分にはその能力があるか。
今後のトライでその真価を問いたい。

落ち方がおもしろかったので。(笑)















=ムーブを知りたくない方はスクロールしてください。ここまで。=







と、以上です。

2011年3月5日土曜日

アヨロ海岸 2011.3.5

なまらクロイダー7c。
クロイダー7bのすぐ左横にチイサイダー6bという課題がある。
そのチイサイダーの離陸から右へトラバース後、クロイダーへ合流するという派生ルート課
題だ。
結果は一応、全ムーブ解決。(多分。)
僕にとってはなかなか難解なムーブで、「なんだこりゃ!?どんだけのボルダー力と持久
力が必要なんだ!?」と思ったけど、解決してみるとなるほどこれが「鍵」かと思われるム
ーブはやはり存在した。







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なまらクロイダーの核心?ムーブ。
細かく書いても分かりづらいと思うので、ざっくり書くと特徴的なのはやはり、なかなかアク
ロバティックなムーブだったところだ。
カンテ左下から離陸後、リップをトラバースする。(写真参照)
離陸は問題無い。(アヨロに無い、いわゆるどっかぶりなので、チイサイダーもオモシロイ
ヨ。)
基本、強い体幹は必要になるけど、核心はここじゃないな。
離陸後、カンテとリップ左端辺りを保持した状態から、クロイダー離陸ホールドを取りに行
く。
この辺りが核心か。
ここで、僕個人的な解決ムーブを探るのに時間を要した。
結局、僕がとった解決ムーブとはカンテ、リップ付近を保持後、すぐに左足を高く上げ、ヒ
ールをかける事だった。
いわゆる手に足に近く、両手でぶら下がっているホールドにいきなりヒールをかけるので、
足はほぼ真上に上げる状態に。
両手に左足を加え、まるで3本の腕でリップにぶら下がるような状態だ。(笑)
このヒールには常にけっこうな負荷がかかり、ヒールがすっぽ抜けたら、真横のまま地面
に落ちるというこわいムーブだ。(笑)
(実際一度、クロイダー離陸ホールドを取りに行く際に真横で地面に落ちた。。
ランディングは砂なので、大事には至らないがあまり気分の良いものではない。(笑))
3本の腕?でぶらさがる状態まで行けば、後はクロイダー2手目に左手を伸ばす。
その後はクロイダーの時と同様のムーブで持久力の問題かと。















=ムーブを知りたくない方はスクロールしてください。ここまで。=







最終的に一応ムーブは解決したと思う。
弱者の戦略なのか、正攻法なのかは分からないけど、グレーディング的にも妥当な感じだ
と思う。
後は各ムーブを繋げる強さ、持久力が僕にあるかどうかだ。
ともかく、次回は完登を狙おう。

左カンテ下部より離陸。