2012年12月28日金曜日

定山柱 2012.12.28

この日はトップロープで登った。
目標は10便以上出す事。
理由は量稽古によるスキルアップだ。
僕の昨シーズンまでの登り方だと、ややもすると一日4便くらいで終了。
それではスキルの向上に時間がかかると思い、この日は機械的に最低10便は出す事を
自らに課した。
所感としてはやはり、量稽古は有効だ。
便を重ねるごとに登りも安定して来るし、なるほどという発見も見えて来た。
今後はリードで登る事になるがその場合はノーテン(RP?)を目指す事を習慣にしようと
思う。
これも結局、ただ漠然と登る事を繰り返すより、何かテーマを持って望んだ方が精神的に
もより楽しめ、技術向上に有効な方法だと思うからだ。

今回、特筆すべき学び。
垂壁でも存外レストしつつ登れる事が分かった。
肘を曲げている時間をなるべく少なくし、基本は腕を伸ばした状態で登る。(当然、体を上
げる時は肘を曲げなければならないわけだがつまりはその時間をなるべく短くする。アッ
クスの打ち込み、アイゼンの蹴り込みは的確にわずかな回数で決める。(理想は一発で
決めたい。)そういった部分まで含めて。)
そして、必要な時はレスト。
このレストも肘を伸ばし冷静にバランスを取れば、思ったより効果的に登りを継続する助け
になる事が分かった。
ただ、最終的にはこの作業をリードで行なわなければならない。
その場合、何が怖いかと言うとリードでは力尽きて落ちるというのは自分的にはかなり怖 いという事だ。
だから、トップロープで微妙な余力で登攀を続け、微妙なバランスでレスト出来てもそれが
リードで同じ事が出来るとは限らないという事。
その辺りが今後、アイスクライミングを行なうにあたっての課題だなと。

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