2013年2月17日日曜日

千代志別 2013.2.17

初めての千代志別。
その大きな氷を初めて目のあたりにした。
これまで見たどの氷よりも迫力があり、氷だけを登る「ねずみ返し」というルートもあるよう
だ。
おそらく40Mくらいはあるんじゃないかと思う。

今回は「びびびのねずみ M8」に取り付いた。
初めてまともにリードでフリー的なドライツーリングをした。
怖かったけど、比較的良いプロテクションなので、安心して楽しめた。
ムーブはフリーのようで、体感的には手登りルートの悪いムーブを起こしているような感じ。
落ちる時は常に手登りで言うところのいわゆる「不意落ち」だった、、
(生身の指先と違い、アックスの先には感覚器官が無いから「不意」なのだろう。(笑))
怖さの反面、けっこうクセになる感覚だ。(笑)
3便ほどでヨレを感じ、当日は終了。
このヨレの早さは手登りでは使っていない何かを酷使していると思われ、フリーのトレーニ
ングとしても良い効果がありそうな気がした。

このルート、今の僕のドライツーリングのスキルでフリーのルートに置き換えると13aくらい
の難易度に感じた。
つまり、僕のドライツーリングの技術はそれだけ稚拙なもので、相当に打つか、さらなる研
鑽を積まなければRPは難しいなと感じたという事だ。
これはなかなか自分的にツボなクライミングに出会ったなと。


2013年2月9日土曜日

定山柱 2013.2.9

バーチカルをリードで3本。
緊張間も手伝い、1本登るごとに消耗を感じて来た。
この感じだと大きな氷では(40M超のバーチカル)かなりの消耗が予想される。
なるほど、更なる錬度向上が必要だろう。

2013年2月2日土曜日

定山柱 2013.2.2

当日の最高予想気温6℃。。
雷電海岸にアイスクライミングに向かうも雨にて登れず。
1月に雨とはトホホだけど、気を取り直し、どこか登れそうな氷へ転進する事に。
で、結局、比較的天気の良い定山柱へ向かう。
現地に着く頃には気温も下がり始め、氷に水の滴りも無く、快適に登れそうな状況。
ともかく、なかなかバーチカルな滝なので、技術を磨くには僕には充分過ぎるほどだ。

3人居る中で一番手に登らせてもらう。
スクリューを打ち込みながらリード。
定山柱は氷に大小穴が出来て易しめになっているので、なるべく平らな面にアックス打ち
、アイゼンを蹴り込むよう意識して登る。
昨年はガバ穴を使いながらでもリードは怖かった事と比べると今回は割りと安定して登る
事が出来た。
ただ、いざとなったら、ガバ穴にアックスをかけられるという心の安心感があった事も忘れ
てはならないけど。
所感としては今回は体の消耗を比較的抑えられながら登れたと思う。
消耗を抑えられれば安定して登れるので、良い成果だ。
途中で一度テンションを入れてしまったけど、まずまず進歩はあるかな。
仲間が登り、2本目。
すでにスクリューがセットしてある状態なので1本目より難度が下がっている。
出来た事より簡単な事をしても仕方がないので、少しハードルを上げて、傾斜が落ちて来
た辺りではプロテクション間隔を空けて登る。
とはいえ、落ちればスクリューが抜けないとも限らないので、けっこうどきどき。
メンタルの弱い僕には良い強化メニューにはなった。^^;


翌3日、小樽赤岩でドライツーリング。
けっこう傾斜の被った岩なので、手で登るよりとても消耗した。
僕が目指すクライングにはこういった事が出来る事も必要な要素なので、機会を作ってま
たドライツーリングがしたい。